ドレッサーTのガレキ製作記

日常生活や原型製作、PC製作、DQXに関する日記。

なんというか、水冷パーツはPCパーツではない。
これを感じたのはスロベニアから水冷パーツを輸入する際に銀行で送金する為に
商品の詳細を銀行員さんに説明する時でした。
「PCパーツです…、金属の塊っすけど、PCパーツ冷やす為のものなんで
PCパーツ?です」とか言ったとき。
水冷は冷やすっていうだけにお金と手間かかって、それ以外PCに直接何かが
あるわけではないので、モノ作るのが好きって感じじゃないとやるだけ辛いかも。
LEDで光らせたりとかは、工作量のわりにPC機能に関与が薄いって所から来てる
欲求不満の解消なのかもしれませんね、自分は光らせはしないんですが
ほとんど見もしない温度計とかを5インチベイに付けたりしてますし。
ちなみにパーツを換えたりする時に水冷ブロックやチューブの長さ変えたりと
結構面倒です。CPU、GPU、M/Bチップ、メモリーを水冷化してると、正直
パーツ買換えするくらいなら新しく組むかなんて気持ちになります。
先月作ったWS「吾妻島」なんてまさにその通りの産物だったり。

水冷って言っても、ラジエターを空冷しているので室温高ければそれ以下には
ならないわけで結局空冷だよね?みたいな。冷やしたい所を液体で冷やすって
ところで熱伝導率とか冷却効率がFANで直接パーツを冷やすのと圧倒的に
違うんだけど。その辺りはあまりよく知らないでやってます。

上記の文章読むと、なんで水冷やるの?って感じですが「冷やした結果」が
空冷とは段違いってところでしょうか。あと静音ですね。
自分は準WS「しらね」を爆音FANでラジエターを冷やしてたので忘れがち
ですが、水冷のメリットの代表格ですね、静音性。
現在はオリオさんの所で「凄くよく冷えて、でも凄く静かなFANありますか?」
などと店員さんを困らせること聞いて買ってきたFANを使ってるので
すごく静かですが、FAN数も半分で水温変わらないのでショックでした。
使ったことないのでどんな感じかは判りませんが、簡易水冷が普通の水冷と
同じくらい冷えるんであればCPUくらいは簡易水冷でっていうのは
かなり良い気がします。

で、水冷やろうって始めようとしても情報が少ないってのがネックでしょうか。
売ってる所も少ないし。自分も最初、よく解らないからってThermaltakeので
一式揃えて、やりながら覚えていきました。正直な話、現在でも使ってる
Thermaltakeの水冷パーツはポンプとリザーバー、温度計だけ。
ポンプも一個では揚程が足りないので2個直列で使ってます。
構成考えるとがそれぞれ分けて使った方が良いんでしょうけど
ポンプが故障した際、最悪一個運用でもなんとかなるって考えです。
今、主流で使ってるメーカーはEKとBitspower、ENZOTECHですね。
ポンプはThermaltake、JINGWAY、Swiftech(OEM、Laing)3台それぞれ
違うメーカー付けてます。予算問題無ければLaingでいいんじゃないでしょうか。
JINGWAYは安くて揚程もあるし良いんですが音がうるさいです。
つうわけで、まず水冷で大事な用語「揚程」と「電食」について自分的解釈で
語っちゃいます。
「揚程」、そのポンプで液体を動かせる距離だと思ってください。
揚程が2mのポンプだったらチューブや水冷ブロック、ラジエターの距離を
2m以内に収めないと流速が落ち冷却効率が落ちるどころか液体の中に入った
気泡もなかなか抜けなく、ますます冷却効率が落ちます。
過去のブログ見ると、ポンプの揚程より遙かに長い水路で水冷化し気泡を
抜く為にPCを逆さにしたり、ひたすら振動与えたり馬鹿なことしてます(笑)
要は予算に問題無ければ揚程が長い強力なポンプ付けとけってことで。
しかも、一個じゃ足りないから2個付けたり。
「電食」、異なる金属が接触反応して電気腐食すること。凄く細かく言うと
専門分野では電食ていう用語自体が誤用とのことを聞いたことありますが
まぁ電食で。水冷の場合は、冷却液を交いして接触することになります。
水冷ブロックやラジエター等の金属部分が電食すると水漏れしてしまいます。
水漏れするってことはPCに被害が出る可能性大ですね。
特にアルミと銅の相性は悪く、Thermaltakeのラジエターがアルミで
水冷ブロックが銅だったので、何やっとんじゃ~ってラジエターを換えました。
自分は電食の恐ろしさに関しては、護衛艦しらねの第一マック、○○○の
根元部分が電食によって倒れて斜めになっている所を発見したことあるので
特に過敏に反応します。なんでこんな太い支柱がって当時は驚いたもんです。
そういや今にして思えば、しらねって艦橋がアルミ合金だったな…
○○○は一応、内緒ってことで(^_^;
まぁ、アルミ製のパーツを避けてれば神経質になることは無いかも。
あと、すべて同じ金属パーツで揃えるってのはかなり無理があると思います。
銅なら可能か?選択肢がほとんど無くなるけど…
ちなみに、ラジエターは真鍮、水冷ブロックは銅、ニッケルメッキが主流です。

さて、ちょっと話が飛ぶんですが、ラジエターとリザーバー(冷却水のタンク)の
大きさ、容量はどうすればいいのか?自分も正直答えは出てません。
ただ実感としてラジエターは大きければ大きいほどFANの冷却が強くても
弱くてもあまり変わらない、つまりラジエターが大きければ静音PCが作り易い
って所でしょうか。リザーバーが大きければ水量が増えて温度が上がりにくい
という利点が出ますが下がりにくいというデメリットもあります。
逆に水量が少なければ、温度は下がり易いけど上がり易いという…
どっちが良いかは解らないんですが、車の場合は冷却水を少なくするっていう
発想を聞いたことが無い(エンジンとPCの発熱を同じに考えるというのに抵抗
ありますが)ので、自分は水量を多くする方向にしてます。

で、水冷システムの構築ですが、まずは冷やしたいパーツを決める。
どうせやるならってことで、CPU、GPUは基本でしょうか。あとメモリーと
M/Bチップセットもやっておきたいところ。HDDはう~ん、今後はSSD単体での
運用が主流になっていく気がするし、揚程考えるとやらない方がと思います。
自分は最初、HDDも冷やしてましたが今の考えだと必要ないかな、と。
OCする場合、直接関係ないしね。
冷やしたいパーツが決まったら、大まかでいいんでそれぞれのパーツとの
距離(パーツ自体の距離も)を測って、揚程を出します。
そして、その揚程より余裕があるポンプを選択、必要な水冷ブロックと
チューブ、フィッテング(チューブとブロックの継手等)を用意します。
そして、ラジエター、FANとリザーバーが決まれば、あとは組み立てるだけ。
ラジエターとポンプ、リザーバーの配置順番ですが、これも人によって様々です。
一体式もあるので、どうでも良い気がします。
自分は、リザーバー→ポンプ→ラジエター→水冷ブロック→ですね。
ラジエター→リザーバー→ポンプ→水冷ブロック→って人もいます。
もっと言うと準WS「しらね」はリザーバーA→ポンプA→ラジエター→M/B-A→
リザーバーB→ポンプB→GPU→メモリーA→CPU→メモリーB→M/B-B→
の順番です。これは物理的な置き場所の都合による所が大きいですが。
WS「吾妻島」は、一体式「リザーバー→ポンプA→ポンプB」→メモリーA→
CPU-A→メモリーB→GPU→メモリーC→CPU-B→メモリーD→ラジエター→
で、更にラジエターをケース内に置いてます。
う~ん、ごちゃごちゃ書きましたが、ラジエターから水冷ブロックに行くか
リザーバー(ポンプ)に行くかのどっちかでしょうか。
フィッテングですがコンプレッション、プラグイン、バーブタイプの3種類あります。
見た目が良いのはコンプレッションですね。自分はエアーコンプレッサーで
全種使用したことありますが、確実にエアー漏れを防げるのはバーブタイプに
きつめのクランプという経験があるので、バーブタイプを好んで使ってます。
チューブやフィッテングに口径の種類があります。自分は3/8インチを好んで
使ってますが、取り回しの良さで使ってるだけで、冷却効率とか考えてません。
冷却効率とか考えると違う口径選ぶことになるんでしょうか。

最後にクーラント液ですが、メーカーや製品の売り文句を見て選べば良いかと。
水道水は使わないでください。自分は最初、車用のクーラント液を使ってましたが
今はPC用、米空軍でも使ってるっていうアイスドラゴン使ってます。
どれが良いってのは同じ水冷システムで精密に測定しないと解んないですから
「うひょー、米軍と同じの使ってるぜ、やほーい」みたいな感じで自分はOK。
でも、最近買ったら初めて買った時の倍近くの値段になってたので
やほーいって喜べない。

で、水冷は何が大切っていうか

「クーラント液の一滴、血の一滴ぞ」

これでしょうか。

PC独り言これにて終了。つうか、ここまで読む人はいないと思う…
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